ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

あなたも私もOGK!OGKカブトKAMUIさん。

あなたも私もOGK~♪(挨拶

 

バイク乗りにとってヘルメットは生命線ですね。

 

平日、ほぼ毎日のようにバイクに乗る自分にとって、通勤往復約2時間を共にする相棒となるのがヘルメット。

 

そんなヘルメットですが、寿命があるのはご存知ですよね?

3年とか言われていますが、案外みんな気にせず長期で使う。

自分の友人は学生のときに買ったヘルメット(10年もの)とか、一度転倒して中身がむき出しになったヘルメットを使ってました…

 

ダメ絶対!!

 

中身が見えてるヘルメットとか、もうだめでしょw死ぬよ、死ぬって…

 

転倒時に頭を守ってくれる最後の砦…

 

けれど結構高いわけで、何個も買うのは正直きつい。

 

SHOEI、ARAIなんかとてもじゃないけど3年で買い換えるのは勿体ない。

 

そんな自分が愛用しているのが国産のOGKになります。 

 

今回はOGKのKAMUIを買うお話です。

 

 

ハヤブサを買ったのは2011年だからおよそ4年前。

ほぼ10年ぶりにバイクに乗るわけで、装備なんか全部捨てちゃったので新調する必要があります。

 

しかもハヤブサは300km/hを叩き出すような化物バイクです。

bike-lineage.jpn.org

 

もちろん公道で300km/hは出しませんが、超高速ツアラーであり、高速道路を延々と走り続けるような用途が想定されていたので、当時の自分はヘルメットもそこそこ空力に優れたものを買わなきゃいけないと考えました。

当然ですが自動車と違い、ライダーが外にさらされるバイクの場合、速度を出せばその風圧をもろにライダーが受けることになります。身体もそうですが、風圧の影響が大きいのがです。上半身以下はニーグリップなどで安定が保てるし、フルカウルのハヤブサの場合、身体に受ける空気の影響は案外少ないですが、スクリーンよりはみ出している首より上は速度が出れば出るほど風圧の影響を強く受けます。

首を鍛えるといっても限度があり、その風圧による影響を少しでも減らす為のツールとしてもヘルメットは有効です。

 

では、風圧に耐えられるヘルメットとはなんぞや?と考えますと、真っ先に浮かぶのがレース用のヘルメットですね。

サーキットでは300km/h近い速度も出しますし、鈴鹿8時間耐久のように長時間ハイペースで走ることになります。そして超高速域における転倒からの頭部保護…これら厳しい要件に応えることができるヘルメットが、各メーカのフラッグシップモデルになります。

 

SHOEIの場合はX12(2015年4月現在)

ショーエイ(SHOEI) ヘルメット  X-TWELVE ブラック M (57-58cm)

ショーエイ(SHOEI) ヘルメット X-TWELVE ブラック M (57-58cm)

 

定価で5.8万円です。

 

 アライではRX-7RR(2015年4月現在) 

 SHOEIと大体同じくらいの金額感。

フラッグシップモデルでうまいこと競合しますねw

 

金額もそうなのですが、ヘルメットの場合シェルの形状から、合う頭、合わない頭がでてきます。いわゆる「ショーエイ頭」とか「アライ頭」というものですね。

なので一度そのメーカを買ったらそのメーカを選び続けてしまうことにもなるわけです。逆を言えば、その二大メーカの頭の形に適応させなくてもよいというのであれば、もし第三勢力のメーカの形状が頭が合えば…どうでしょう?

 

はい、そこで出てくるのがあなたと私のOGK!

 

OGKって何?ってたまに聞かれますが、特に子持ちの人なら知らず知らずのうちに利用している人が多いですよ。

 

 

自転車の子供用の椅子とか、自転車用ヘルメットを作ってます。

プリウスなんか目じゃないくらい、子持ちのお母さんの自転車のカゴや椅子を見てください、かなりの割合でOGKのログが見えますよ。自転車競技でもおなじみです。ホームセンターによくある原付きの半キャップのヘルメットとかもOGKが多いですね。

それくらいのシェアを誇るメーカーなんですが自動二輪車用のヘルメットに関しては結構知名度が低い気がします…

 

OGK KABUTOという二輪車用の独自ブランドを展開しており、最近では割りと知っている人が増えているのですが、自分が使い始めた頃はもう全然…ツーリングにでかけてもOGKユーザーなんてほとんどいないw

 

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秋吉耕佑選手レプリカモデルの第2弾、「FF-5V AKIYOSHI-2」デビュー。 | バイク用ヘルメット&ギア | OGK KABUTO

宇宙人こと秋吉選手も使っている、OGKのフラッグシップモデル(だった)、FF5Vを自分は使っていました。

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット  FF-5V フラットブラック M(57-58cm)

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット FF-5V フラットブラック M(57-58cm)

 

定価4.8万円、実売3万円弱

 

安い…(ごくり

 

今はRT-33っていう上位モデルが出ているけど、それも税抜き3.8万円。

Amazonさんなら2.8万円とお安い。

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット  RT-33 フラットブラック XL ( 61-62cm )

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット RT-33 フラットブラック XL ( 61-62cm )

 

そのFF5Vを4年間使ってきましたが、さすがにもう内装がへたり気味

 

新しいヘルメットを探す中でずっと気になっていたモデル…

 

ここでタイトルのヘルメットの話がでてきますw

 

OGKが何年か前に出したインナーサンシェード付きモデル

KAMUI | KAMUIシリーズ | OGK KABUTO

 

インナーサンシェードってなに?

メットにサングラス的なものが内蔵されていると思ってもらえばよろしいですね。

 

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※OGKさんのページから画像拝借。

 

バイザーの内側に格納できるシェードが内蔵されています。

これが凄い便利だなって思っていました。

 長距離のツーリングは勿論、普段からバイク通勤している自分にとって日光は割りと天敵。通勤でいえば早朝の眩しい時間にミラーバイザーを付けて出勤し、帰りは真夜中だとミラーバイザーマジ死ぬ!レベルの危険さを感じます。

 

ライトアップされた都会はまだマシだとしても、うちのマンションは田舎の街灯の少ない場所にあるためもうね…見えないんですよ。

 

だからバイザーを上げて走るんだけどさ、真冬にそれをやると…けっこうキツイ。というか寒いんですよw

 

いつぞやは、真夏の長距離ツーリングの帰り道、山口から東京まで観光しながら一日で帰るなんて無茶をやったわけですけど、帰りは鳥取の山奥で夜を迎え、ミラーバイザーのおかげで前が見えない。そのときはミラーバイザあげっぱで走っていたんですよ、するとですね…が、ですね…その、顔に直撃するわけですよ。 

ライダーならカナブンやら大型の虫が激突して高速道路で頭もげそうになった経験がある人は多いと思うんですけど、もう小型の虫とかいろいろ目とか口に直撃ですよ。だから我慢ならなくてコメリで金属加工するときに安全メガネを購入。

 

 

そして、口にタオルを巻いて夜通し走ったんですよ。

 

変態ですよ、いくらスズキ変態と呼ばれるスズキのバイクに乗っているからと言っても、そのスタイルはやばい。

 

よく捕まらなかったな…と

 

ノーマルバイザー持って行けよって話なんですけど、車と違いバイクは積載に頭を悩ますわけで、バイザーも地味にかさばるので持ち運ぶようなことはしませんね。

 

そんな苦労ともお別れできる、それがインナーサンシェード付きのKAMUIさん。

 

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット  KAMUI フラットブラック L(59-60cm)

オージーケーカブト(OGK KABUTO) ヘルメット KAMUI フラットブラック L(59-60cm)

 

これまた安いわけです。定価2.7万円、実売は驚きの1万円台の1.7万円。

 

安全規格でいえばSNELLとか取れていないのでアレですけど、まぁ街乗りとかツーリングでは十分。フルフェイスなのでジェッペルに比べたら全然マシでしょう。

 

というわけでAmazonでポチったら翌日には届いたわけです、会社に(ぉ

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この迅速さ、素晴らしい。

 

実は量販店もセール期間中でAmazonで買うのとそんな値段変わらない時期でしたが、バイクで量販店で買っても持ち帰りが面倒だし、わざわざ車で行くとその分交通費もかかるし、じゃあECでいいやってなるわけですw

そうやって、徐々に実店舗と疎遠になるのだなぁ…

 

 

さて、開梱! 

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空気読まない会社の人が勝手にあけたので、一度閉じてからまた開梱しました。

 

え、そもそも会社で何やってるのかって?

 

気にしちゃいかんですよ。

 

そして、20時すぎた会社で、誰もいない会議室で並べてみる。(仕事しろよ)

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右がKAMUI

左が4年間8万km、苦楽を共にしたFF5V

 

KAMUIの前に、まずはこの功労者であるFF5Vを4年間使った感想的なものを書かなきゃいけないと思いますが…(え、いらない?

 

FF-5V | FF-5Vシリーズ | OGK KABUTO

 

ハヤブサを買う時点で高速域の安定性、首への負担が小さいレースにも使えるヘルメットが欲しいなぁと思って目についたのがこのFF5Vです。

実際、高速域での安定感は素晴らしく、サーキットで250km/h出しても首が持っていかれるようなことはないくらいの安定感。真横を向くと一気に首が持っていかれれ死ぬかと思いましたがw

そんな高速域でも安定感抜群なので法定速度で高速道路を巡航する分にはもちろん何事も起きません。 

さすがはレースで使われているモデルだけのことはあります。

しかもそこまで重さを感じないので、一日1000km走るようなツーリングに多用していましたが全然疲労感は少なかったです。

 

各社フラッグシップモデルで比較していないので比較評価はできませんが、正直この2大メーカより安く、これだけの性能が手に入るなら十分すぎると思いましたね。 

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では、2大メーカとの差はどこなのでしょう?

 

そこは内装などのクオリティでしょうね。

 

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結構内装はもろく、ボロボロです。

 

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とはいえ、 4年8万kmを耐えたわけで、十分すぎるほどではありますがw

 

あとは静寂性などは違いますね。

この辺は他の人も書いているのですがさすがは高いだけのことがあって、2大メーカのフラッグシップモデルのほうが静かです。

 

とはいえ、インカムなどで音楽を聞いている分には不足ないし、贅沢を言わなければ空力性能も抜群なのでFF5Vで十分すぎるという話になります。

 

 

KAMUIの話に戻ります。

 

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インナーサンシェードはいいですね…

 

レビューでシェードの下側が明るいからかえって気になる的なコメントも見ましたが、いちいちサングラスを掛けたりする必要がないってのはそれに勝るものだと思っています。

ヘルメットも重いと聞いていましたが、実はFF5Vの方が重かったですねw

調べてみるとFF5Vで約 1.7kg、KAMUIだと1.6kgないくらいらしいです。

シェード内臓なのに軽い!被ってみてもFF5Vとの違いはわからないくらいです。

 

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バックルがワンタッチになっているのも街乗りユーザにはありがたい。

FF5VはD型のリングを通して締めるやつ。地味にめんどう

 

その分FF5Vの方が取れづらいってのはあるんだろうけど、実際ウィンターグローブとか指先が分厚いグローブをしていると、リングからベルトを脱着するのは結構辛い。

 

若年性健忘症の自分はグローブを外した状態で締め外しするというそれを忘れて、締める前にグローブつけたり、走行中にしめていないことに気づいて慌てて停車中にしめるとかするんだけど、そういう場合にワンタッチは都合がいいですね。

 

インナーサンシェードの効果はもちろんだけど、個人的に嬉しい改良?点があるッ!

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この写真で何が言いたいか、分かります?w

 

OGK…いやFF5Vユーザなら多分わかってくれますね?

 

答えはバイザーの1ノッチでの開き具合

 

フルフェイスの難点は息苦しさにあります。

 

ちょっと換気したいってときにバイザーを少し開けることはよくありますよね?

 

FF5Vは1ノッチ(最小の開き度合い)が写真の通り。1ノッチとかそういう言葉でひょうげんするおも憚られるほど、開きます…実際被るとこの状態で走るのが嫌なくらい開いています。

 

「まぁこれが値段相応か…」

 

そんな風に思うところでもありましたw

 

そんな価格なりだと、4年間我慢してきたことがKAMUIでは改善されていました。

 

とにかくバイザーの開け具合を細かに調整できるようになったのは素晴らしい!

長時間走ると、特に夏場はフレッシュエアが恋しくなりますよね…

 

気になる点としてインナーサンシェードを上げ下げするときに「ガシャン」と大きめの音がするので、頭に響きます。

そんな頻繁にガシャガシャやるわけじゃないし、そういう機構が入っているので仕方ないけど、一度被ってこれが気になるならやめたほうがいいかなぁと思います。

 

高速域で使っていないけど、12日に静岡でハヤブサなお祭りがあるのでそのときに試してみようと思います。

 

っていうかそのとき用に買いました(ぁ

 

FF5Vほどの高速性能に期待はしていないけど、久々の中距離なのでどのくらい披露するかは見ものかなぁと。

 

 

ヘルメットを受け取った翌日。

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ライコランド東京ベイ東雲へ。

 

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CR-1を施工してもらってきますた。

www.cr-1.jp

 

5000円が高いか、安いかは長期的に見ないとわからないけど、自分のように毎日のように使うし、結構汚すユーザには効果あるんじゃないかなぁと淡い期待を持ってみます。

 

CR-1のお試しキットは昔どこかのイベントでもらっていて、艶が結構出たのでそういった見た目的なものでいいかなってね。

 

新品なので元々艶があるからよくわからないけど、長く艶が持続すれば儲けものでしょう。Amazonで定価よりだいぶ安く買えたし、CR-1施工費用入れても2.2万円ほどなのでまさに「浮いたお金で〜しちゃお☆」的な感じです。

 

ただこのCR-1、施工後二週間は水に濡らさないで!濡らしたらすぐ拭いて!白くムラができるから。と注意されました。

 

メットはまぁ…かぶらなきゃなんとかなるけど、バイクにも施工できるコーティング。

バイクを二週間濡らさない、濡らしたらすぐ拭くってガレージで屋内保管できる環境じゃないときつぃなぁ…と思ってみたり。

バイクカバーでもいいんだろうけど、うちのカバー安物だからけっこう染みるwww

新車を買って納車前とかに施工すること前提なのかもしれぬですね。

 

Maintenanceはこれでどうぞ☆とのこと。 

シーアールワン(CR-1) CR-1 CURE2 多機能コーティングスプレー 220ml [HTRC3]

シーアールワン(CR-1) CR-1 CURE2 多機能コーティングスプレー 220ml [HTRC3]

 

 Amazonでも量販店でも値段がそんなに変わらないので、適当なときに見つけたら買っておこうと思うのですた。

 

 

 

■おまけ

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ライコ東雲にあった広告ポスター。

全然街で見かけないけど、多分ライダーには需要があるのであろうトルクさん。

カシオのG-SHOCKスマホよりは性能いいんだけど、他の高性能機種に比べたら二世代くらい前の素敵性能ですね。

転倒してライダーが死んでも通話ができる、湖にバイクごと落ちてライダーが沈んでもスマホは使える、そういう意味ではライダー向けでしょう。(ぉ