ジャスティン・ビーバーって誰さ!(挨拶
〜前回までのあらすじ〜
ChromecastとAppleTVという似て非なるもの(と書かないと大人の事情で消される)を会社経費で買ってしまい、その存在の正当性を説明できなければ懲戒解雇とすると会社代表に告げられた中の人。Chromecastを使ってみるも、大画面でプレイする艦これの魅力にハマり、試験どころではなくなってしまう。気がついた時、懲戒解雇まで実に数時間を切っており、とてもAppleTVを試験するには間に合わないと気づく。懲戒解雇か・・・中の人の脳裏に浮かぶ家族(車1台とバイク2台)の姿・・・・・・そのとき、彼の耳にある一報が入ってきた。
〜あらすじここまで〜
どうやら社長はインフルエンザで倒れたらしい。(実話
インフルエンザとインフルエンサーの違いが分からないので、あとで誰か教えて欲しいのだけど、とりあえずインフルエンザというものにかかると一週間くらい会社に来れないらしい。
つまり、一週間は拙者のクビは繋がったということになるね(吉報
一週間、ばかにするなよ・・・時給324円の拙者が一週間長く働けるということは、まぁ電気代分くらい払えるってことで、まぁなんだがんばろう。電気代払い忘れてて、電気停められてたけどね。
というわけで、今回は林檎TVを開けてみる。
黒いな、うん黒い。
林檎製品にありがちなすげーシンプルな構成。
凄く押しづらいリモコンももれなくついてくる☆ミ
ただし、接続するHDMIケーブルが付属しないので、それは会社の備品が保管(というか投げ入れてある)キャビネから1本拝借☆ミ おっと、これは秘密だぜ、HDMIケーブル(1200円相当)を無断で借りたことがバレたら業務上横領でクビが飛ぶ。
一ヶ月で二回も懲戒解雇食らうとか洒落にならんがな。
で、TVに繋ぎ、言語を日本語に変えたり設定すればとりあえず使えるようになる。
使い方がわからなくても案外なんとかなるあたりは林檎製品の常ですね、素敵。
で、早速youtube
実験に付き合っていただいた、我が親愛なる将g......じゃなくてボスはyoutubeで動画を見る。
テレサ・テンにジェネレーションギャップを感じたのは秘密だけどね!!
林檎TVはChromecastと違い、PCが無くてもyoutubeやitunesなどが使える。
黒箱自体がコンピュータ代わりを果たしている感じなんだろう。
その辺はPCなどを母艦にしなきゃいけないChromecastとは大違い。
既にitunesを使っている!なんて人は使い勝手も悪く無いと思う。
ただ、デフォルトのリモコンが凄く使いづらい。なんか押し間違える。
あと、youtubeでの日本語入力ができない。
日本語入力するには【Remote】ってアプリが必要になる。このアプリはiOS端末をリモコン代わりにしてくれる。地味にめんどい。結局デバイスが必要なのは変わらんのかorz...
まーyoutubeなんか別にいいや、社内会議でyoutubeでベストモータリング見るわけじゃないし(きりっ
肝心なのはミラーリングということでミラーリングを試してみる。
Airplayが入っていればミラーリングは楽。
ipad(iOS7)ならデフォルトで入っているので、同一のLAN内にいれば、コントロールセンターからAirplayを押すだけでipadの画面をTVに映せる。まぁ微妙だけどね!!(なんか画面サイズ的に)
PCの場合は、同じく同一LAN内ならMacの電池マークの横辺りにAirplayのマークが出てくるので押せばミラーリングできる!らしいよ。
ああ、らしいんだよな・・・・・・。
拙者のMacにはそんなマークでてこねぇよ!!
ボスのMacには出てきて「いやーミラーリングいいなぁグヘヘヘヘ」とニコニコする中で、もうなに俺のモチベーションは地獄ですよ、地獄。鬼灯さまも笑顔で金棒振るうレベルですよ、ええ。
なんでだ!とApple公式に行くわけですよ、まじ交通費請求するぞ。
ん・・・。
俺のMacBookAir、2010年モデルだよ!◯ね!(暴言
もういいや・・・懲戒解雇で(ぼそっ
AppleTVでのミラーリングは、まずMacであること、そして2011年以降であることと、地味に制限がある。いや、弊社の名誉の為に言っておけば、うちの社員でMac使っている人はみんな2012年以降のモデルのはずなので何も問題ない。
ただし、熟女好きの拙者は若い女(Mac)よりも老いた女(Mac)が好きなわけで、入社して駄々こねてやっと手に入れたMacBookAir2010を愛用しているわけですよ、別に何も困らないし・・・。
切り捨てられたよ、Appleに!!
お前はもういらないと、親に言われた気がするよ!!(´;ω;`)ブワッ
そんなわけで、もうやるきが起きないわけですが、ミラーリングはそこそこ快適だった模様。
画面共有に関しては、Chromecastはブラウザ内の動作しか共有されないので、たとえばGoogleハングアウトで動画会議して映像をTVに写したいという用途は適さない(ハングアウトでの動画窓はブラウザの外に開くので、ミラーリングされない)。一方でAppleTVはその制限がない。しかも両者を比べると、ミラーリングしているときのTVへの反応速度が全然違う。ザクとストライクフリーダムくらい違う。
Chromecastはとにかくラグが凄くて、ちょいストレスなんだけどAppleTVはほぼシームレスと言えるレベル。
ざっくり違いを書くと
【Chromecast】
■利点
・ドングルなのでTVに差し込み、USBから電源を取るだけのお手軽さ
・安い
・youtubeを見るだけなら凄くいい。
■欠点
・ミラーリングの速度が遅い、ラグが酷い。
・ミラーリング先にマウスカーソルが表示されないので、TVをモニターに作業をすることには適さない。
【AppleTV】
■利点
・画質はyoutubeはほとんど差がないが、HuluなどはAppleTVの方がよい、気がする。
※Chromecastはブラウザで見ることになるので、そこで画質に差が出てくるのか?
・母艦(PC)がなくてもitunesやyoutubeなどは見ることができる。
・ミラーリングしたときの動作が快適。
・Appleに抱かれたい人、Huluなどで動画contentを見る人には圧倒的におすすめ。
■欠点
・電源がコンセントからしか取れない。
・付属のリモコンが使いづらくてRemoteアプリが実質必要。
・ミラーリングはデフォルトでMacOSかiOS端末でないとできない(サードパーティアプリぶちこめばいけるぽい)
今のところはざっくりこんな感じの評価になる。
まーつまるところ、一長一短というか、プライベートでならなんとかなるけど、業務利用となると、何かを切り捨てないとダメぽという結論になる。
弊社の場合は圧倒的にWindowsユーザが多いのでAppleTVにしたときのメリットは薄いものの、10人ちょいいるMacユーザだけを考えるならAppleTVがいい。
このあたりは今後、これらの製品が改善されていくことに期待したいところなんだけど、多分に思想の違いというのもあり、望むものにはならんのだろうなぁという気もする。
自分が自宅で使うなら、まぁChromecastでいいかなって気はする。
youtubeなんて、嫁と「しまっちゃうおじさん」と「ウサビッチ」見るときくらいにしか開かないし・・・。
というわけで、結論からすれば、どっちもどっちということで、めでたく拙者の懲戒解雇は決まったわけで、それではみなさん、おさらばえー。
Fin...