地味に転職活動なんかしていたら気がつけばもう年末じゃないか。
いきなりだけども、2年弱勤めた会社を来年頭に退職することが決まる今日このごろ。
そんなバタバタも12月に入り、やっと落ち着いた。
ブログを書くくらいのゆとりはできた。
そんな内定が出た翌日に忘年会でまさかの金沢行きw
その前にリコールが出た500Xの対応に。
休暇を取得していたので一日家の用事を片付けて出発は安定の夜中。
高速道路を使わないのが自分クオリティ。
この日は日本海側で大雪警報が発令されていた。。
夜中に安房峠を抜けたけどさすがに寒いw
長野や岐阜あたりまでは晴れていたけど富山に入ると天候は一気に悪化。
大雨になった。平野部でもうっすら雪は積もっているけど、2シーズン目に突入した格安スタッドレスタイヤはそんな中でも調子よく、安心感ある走りを披露する。
富山から石川に入ったところで、なんとなく道を逸れてみる。
学生の頃に走っていた林道が現れた。夜にしか走ったことがないけれど、道は完全に覚えている。懐かしさのあまり、スタッドレスであることも忘れて踏み込んでしまう。
林道のゴール地点である医王山は雪だった。スタッドレスに履き替えて正解だった。
滑りやすい路面でも格安スタッドレスは抜群にいい、コスパ良すぎでしょw
昨年は北陸の冬を体験していなかったけど、2シーズン目でやっと体感できた。少なくともAWDに履かせる限りはなんにも問題がないし、スタッドレス特有のやわさも薄いので林道も攻められるし、サーキットで限界速度まで出したって問題ない←
雪は楽しいね♫
前回遊びに来たときも朝一番で湯涌温泉に来たけど、
piyoco-craft-works.hateblo.jp
今回も朝風呂♪
さすがに下道を500km近く走ると体がなまるし、不快感もある。朝風呂を浴びるか浴びないかで一日のテンションが大きく変わる。
風呂を浴びてもりの里を目指す。虹が見えた。虹の真下はあられが降ってた。天気はまったく安定しない。金沢大学近くで友達と待ち合わせをして、合流。
ノートNISMOを運転させてもらった♪
yanaso.lolipop.jp
「マーチのある生活」時代からの友人☆車は変わったけど安定のMTで、安定の車に乗るあたりが素晴らしいね!しかしノートNISMO・・・思いの外過激wスロコン入ってるの?ってくらいアクセルのレスポンスが良すぎてwwでも山で走るには最高に楽しい。
response.jp
昔乗っていたマーチ12SRだってそうだった。最高速はぶっちゃけ速くない。馴染みの林道はエンジンブロー寸前のアルトワークスの方が全然速かったし、なんなら500Xのほうが速いくらいだ。けれど五感に訴えかける楽しさが間違いなくあった。ノートNISMOもそういう車だと思う。ターボに乗りなれた体に1.6Lの自然吸気は物足りなさがあるかと思ったけど、そんなものを帳消しにする楽しさがある。オーナーであるやなさんとも話をしていたけどテンロク自然吸気はなんともいえない気持ちよさがある。自分が石川県在住のままだったら最高の相棒になるだろうし、購入対象に十分選ばれる車だった。ただ、今の自分の生活圏では美味しさを使える場所があまりに少ない。
マーチを降りたのだって首都高をメインに動くにはパワーがたりなさすぎた。ランエボに乗り換えたのもそういうところはある。是非はともかくとして、最低でも400馬力はないと話にならない世界で100馬力そこそこのマーチではしんどうし、通勤の都内の渋滞ではどうしたってATに逃げたく成る。石川のように海も山もすぐそばにある環境は走ることが好きな人間には恵まれた環境だなと改めて思った。
やなさんと別れた直後にTOS兄貴が参上した。13年?4年めになる初期型の12SRだ。年数も走行距離も含めて劣化は否めないけれど、自分が日産で営業やっていたときに金沢ナンバーを取得しにいった思い入れのある車だったりもするwみんななんだかんだ生活も代わり、車も変わる中で兄貴のマーチはあの頃から変わりなく走り続けている。これもまた車好きとしてのひとつの形。
そういえば兄貴は昔から12SRはアバルトのようだって言っていた。当時のぼくはアバルトのアの字にすら興味もなかったし、フィアット自体なにそのルパンて感じだったんだけど、気がつけばあのメンバーで一番アバルトに近い乗り物に乗っている気がしないでもない・・・そのへん含めて人生って何が起こるかわからんねとw
本番は夜の忘年会だったので、一旦失礼してランチに。
大学生の頃から通っている日の出ラーメンはラーメン激戦区の石川でもぼくが一番好きなラーメン屋だったりする。
松任にある研究室に行く前とか、帰りとか、よく通った。社会人1年めまでは金沢だったのでそのときもよく通った。当時から頼むメニューはまったく変わらない。
つけ麺とジュージューライスの組み合わせは自分の中では神のメニュー☆
食後は母校を目指した。
今回の旅の目的は忘年会が最重要ではあったけど、転職が決まったこともあり、今一度自分の原点を振り返るものにしたいと思ってた。
別にこの大学を選んだことには特段理由がない。自分にとっての進学は何がやりたいか?ではなく、どこに行きたいか・・・だった。ぼくは北陸が好きで、富山に住みたいと思っていたのだけど富山大学に推薦でいけなかった(そもそも荒れてる工業高校出身で推薦じゃなきゃ大学自体受験させてもらえへんかった)ので実績がある金沢の大学に推薦で入っている。金沢から富山まで車なら2時間も掛からない。たったそれだけの理由。それでも大学の四年間はとんでもなく楽しかったし、戻れるなら戻りたいと思えるような時間だった。
この川の風景も何度見たことかと。学生中は一回引っ越しをしたけど最初に住んでいたのが大学からほど近い場所のアパートだった。
自動車部の部室もなんら当時と変わらないw
扇が丘レジャランはいつのまにかチャリンコ屋になっていた。
母さんはめちゃくちゃ量があって気持ち悪くなった記憶があるw
一鶴も美味しいラーメン屋だったと思う。当時からずっと形を残しているのだからまぁそういうことだね。
チャンカレはソウルフードだ。これを食べると他の地方のカレーをカレーと思えなく成る。
少食だったからLカツだけで一日持ったw
ただ自分は髭の方が好きだった。
OP当時は六本木にある店が金沢にもできたよ的な謳い文句だった気がしないでもないけど今や石川県にしかない店だからジワる。潰れる潰れると言われながら既に十数年存在しているし、もう大丈夫じゃないかなこの店はって気がする。学生街にあり、量と値段がアンマッチだった気がするけど、前述のとおり少食な自分にはちょうどよかった。
ぐるりと一周する。昔はなかった場所にコインパーキングができていたりする。大学自体は当時とそんなに変わらず、散歩しているだけで当時を思い出せた。この冬の空気の匂いが、そんな懐かしい気持ちをより増してくれる気がしないでもない。北陸の冬の匂いは心から好きだ。
大学を離れて馴染みの林道へ向かう。
ここは自分のホーム。
年々道が悪くなる気がしないでもないけれど、やっぱり走りなれた道は楽しい。いや、500Xで走る場所じゃねーだろってツッコミも当然あるんだろうけど車がなんであれ運転することが楽しいってことには変わりないしね。
本日の宿へ。
実のところ、宿の予約を忘れており(まぁ寝袋もあるので最悪寝れる)慌ててとった。
忘年会の会場である片町の焼き鳥屋までは30分くらい歩くらしい。
とにかく寒い。格好を明らかに間違えた。
15時の時点で7度だったのだから18時過ぎはもっと寒い。しかも雨の中、足元はメッシュのランニングシューズだ。完全に足元が水没した。
住んでいた頃だって片町から駅までなんかそんな歩いた記憶はないよ。。。
予定どおり30分ほどで到着。忘年会のメンツは昼間にあった二人なんだけどやっぱり好きなものが一緒なので盛り上がれるのは最高にいい。それだけじゃなく人生の先輩がたなのでそういう意味でも尊敬できる人たちなのでわざわざ埼玉から500kmも走ったかいがある、そんな忘年会だった。
忘年会を終えて外にでると雪になっていた。寒い!寒すぎる。。。
二次会は池田町バルバールへ
www.h-highball.jp
前回行った広坂ハイボールの系列?になるのかな。
ハイボールの種類は豊富だったけど、気管支炎喘息を患っており飲むと咳が止まらなくなるという罠で全然飲めないorz...今度は万全な状態で行きたいものですな。
翌朝!夜に実家に行く用事があったのであまり寄り道ができない。
千里浜は立入禁止になっていたのでとりあえずさくっとドライブ。
スタッドレスで砂浜を楽しむ。
雲の低さ、曇天が冬の北陸の味を出している。ずっとここに居たいと思える。
ぼーっと海を眺めて過ごしたいけどそんな時間的な余裕がない。帰りも下道だからw
さらばだ石川、また春にw
県境を超えると富山は雪だった。とにかく天気が安定しない。
コンディションはあまり良くないけど、それも含めて冬のドライブはいい。ヒーターだけで走れるので燃費もいいし、涼しいからタービンも気持ちよく回る。AWDの安心感があるからどんなに雪が積もっても平気だ。
小矢部で休憩して、ランチの富山を目指す。2日連続ランチはラーメンだ。
富山ブラックを食べずには帰れない。
この味が染みる。
運河を眺めて富山をあとにする。
新潟に近づくに連れてまた雪になった。
滑ったんだろうね、追突事故なども道中で何度か見かけた。12月だけど、こっちの人でもスタッドレスに履き替えていない人はまだたくさんいるようだ。金沢も昨日が初雪だったのか、道行く車もノーマルタイヤ、ガソリンスタンドは交換作業の行列ができていた。関東から来た車の方が冬装備はばっちりとか・・・まぁそんなものだね。自分も住んでいた頃は雪が降るまで交換なんかしていなかったし。とはいえ気温が一桁になったらスタッドレスに変えたほうがいい。
糸魚川から白馬に抜ける。長野に入ると雪はまったく降っていない。どうも日本海側だけで大雪になっているらしい。
実家に戻るまでのラストスパートを掛ける前に仮眠を取る。
冬用の寝袋は氷点下まで耐えられる。車の中は冷えるけど寝袋にいる限りは汗をかくほど温かい。後部座席を倒し、ラゲッジに脚を突っ込む形にし、ブランケットで顔を隠すようにすればある程度のプライバシーを保ったまま爆睡できる。
実家によって帰宅する頃にはもう日付が変わっていた。
往復1000km弱。燃費も一般道オンリーにしてはそこまで下がらない。エアコンを使わないからだろうね。オール下道はなかなかハードだけど学生のころもこうして帰省していたので案外楽しい。まぁ社会人なんだから時間をお金で買えって話なんだろうけど、そうじゃない。運転したい!というときに下道の旅はいいものだね。年内最後の旅行終了・・・最後を心のふるさとで飾れたのでいい一年だったなぁと思いたい。