先月辞めた元同僚と朝の3時まで飲み、始発まで家で飲み直すプレイ。
さすがに翌朝は死んだ。22歳の元同僚は全然元気だった、うーん無理だな・・・ひと回り違う。昭和58年製で平成生まれに付き合うと衰えを感じる。今年で35年めだ、もう十分レトロ域なんじゃなかろうかとw
そんなことを考えながら日曜日はオートモビルカウンシルに行くことに。
外環道が湾岸線まで抜けたので幕張メッセまではかなり近くなった。
埼玉の家からだと40分くらいで着いちゃう。
途中サイドミラーに変わった車が映る。
マセラティエンブレムがあるが車名がわからない。ただ、こんな車が千葉方面に走っているってことは目的地は多分同じなんじゃないかな?京葉JCTで別れたけど・・・
やっぱりいた、駐車場に。。到着時間はそんなに変わらなかったみたい。
シャマルって言うらしい。調べたらなかなかレアな車だった。いいサウンドを奏でていたしさすがマセラティって感じ。なんとなくデザインがZAGATOぽくて、ミラー越しに「ZAGATOのマセラティか?」と思ったのは秘密。
入場料2千なんぼを払って会場へ。
この手のイベントってあんまり来ることがない。ただ、今回は酔っ払った勢いもあってね。ほら、旧車と自分を重ね合わせる的な(よくわからない)
いきなり出迎えてくれる車がなかなか激しいやつ。
ACマインズってなにwwww
公道を走れるレーシングカー的な位置づけなんだろうか。
KTMのX-BOWを思い出すやつだけど、車的にはこちらのほうが過激だ。X-BOWより軽く、ハイパワーだ。こんなのどこで乗るねんて・・・。
今回のお目当てはこちら。
新型のアルピーヌA110。いま自分が一番欲しい車だったりする。既に初回の日本導入分は抽選も締め切り完売しているので買えないけれど・・・こんなものを買える人生でありたかったw
斜め後ろからみたときのデザインが美しいクーペは買いだ、間違いない。馬鹿みたいに何百馬力もある車よりも、300馬力もない車のほうが魅力的だ。どうせどちらの馬力も扱えないし、電子制御に翻弄される。
タイヤはミシュランが奢られる。リアは235/40ZR18。キャリパーの形がイカす!既存のブレンボをつけて終わりにしないところがフランス車って感じ。
こいつが見られただけでも大満足。
初代アルピーヌA110も最高。このクルマはなんていうか子供の頃から知っていた。別にラリーに興味があったわけではないけれど、あれだよ、あれ、タミヤのラジコンカーw
タミヤ 1/10 電動RCカーシリーズ No.591 ルノー アルピーヌ A110 モンテカルロ '71 (M-06シャーシ) オンロード 58591
- 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
- 発売日: 2014/04/12
- メディア: おもちゃ&ホビー
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当時のシャシーがなんであったかは覚えていないけど、A110があったんだ。
そんなアルピーヌの真後ろには・・・
MID4-2型
クルマに興味がない人がみたらホンダのNSXとの違いがよくわからない。
搭載されるエンジンも3000ccのベリーグッドエンジンだ。
NSXは「FFが作れればMRも作れる」的な感じで横置きエンジンだったけど、こちらは「FRが作れればMRのAWDも作れる」的なノリで縦置きだ。結局発売はされなかったけど意欲的で実に面白い車でしたね。
もしこれが発売していたらどうなっただろうなぁと思う今日このごろ。
日産ブースでは2000GT-Rや
ダットサンの展示もあったね。
トヨタブースへ。
トヨタ7
パプリカスポーツ(レプリカ)
2000GTスピードトライアル(レプリカ)
三菱のブースはなかったけれど、三菱車があった。
コルト・ギャランだった。ジウジアーロが関わったデザインとも言われるこの車は今見ても抜群に美しい。
昔は日本車でもジウジアーロデザインがなかなか沢山あった。
この車はなんだろう?
日野が乗用車を出していたとは知らなかった。1967年で乗用車生産から撤退しているので83年生まれのぼくが知るわけもない。いすゞなどもそうだけど
時代を感じる。
スバルはAWDの歴史なんだろうか。
グランドワゴン。
初代フォレスター。
現行フォレスター。だいぶ車格があがったように見える。
イベントの趣旨的には最新のフォレスターなんかよりこっちだろうね。
レオーネ4WD エステートバン。この時代に乗用車にAWDって考えがなかったところに富士重工がやってのけたのがこいつらしい。70年代から水平対向(しかもOHVだw)とAWDという組み合わせを続けてきた富士重工半端ない。
エンジンルームがスッカスカで驚く。テンパータイヤにジャッキまで入っている。低重心の水平対向のメリットを考えれば絶対今じゃやれないよねwwwあと事故のときにタイヤがドライバーを殺しに来るんじゃないかと。。。
マツダ。
MSPアクセラだあああああ(´;ω;`)ブワッ
MSPアテンザがAWDであるに対してアクセラは270馬力のFWD。2.3Lの直4ターボに6MTとなかなか過激なモデル。地味にこの時代のマツダ車は好きだった。デザインもヨーロピアンでよかった。免許取り立ての頃にほしかった車の一台がこれだったが、試乗したときに自分の当時の下手さ故かサーキットでコースアウトしたことだけを鮮明に覚えている。曲げ方をしらない子供には、曲がらない、止まらない車にしか思えなかった。今ならまた感じ方も違うだろうか?今の技術で制御系をしっかりしたら更に面白い車になりそうだ。12年前とはいえこのスペックの車が240万円で買えたってのも信じられない話だ。1馬力1万円だとお買い得みたいな話も聞いたことがあるけど、そういう意味ではバーゲンプライスだ。
個人的にはランティスのほうが目を引いた。FTOに乗っていた人間からすればランティスは間違いなく見過ごすことができない1台。あの時代はこのサイズの車に2LのV型6気筒をぶちこむというよくわからないことをやってくれた、しかもFWD。
Wikiによるとランティスは独特のデザインやブランド戦略の失敗で93年〜97年の間に役4.3万台の販売と不人気車種に数えられるスポーツカーだった。だけど待って欲しい、FTOは94年〜00年で3.8万台だwwwwwwwちょっと待って・・・FTOってランティスより売れてなかったの?だからレイアースではあんな目に?(多分違う)今では絶対に出せない車だけど、V6エンジンの気持ちよさは確かにあった。速さではタイプRに劣っても、「そうじゃない、そうじゃないんだ」という妙な官能がFTOにもあった。マフラー外してアクセル全開にしたときのサウンドとかまじしびれる。タイプRのB型エンジンが「本田宗一郎のオ●ニー」と我々の間では呼ばれたりしていたけど、じゃあFTOの6A12MIVECはなんだ、誰のオ●ニーなんだ?って話。とにかくランティスのエンジンルームを見てそんなことを思い出せた。
アナログなランティスのあとは隣のホンダブースでレジェンドを眺める。SH-AWDを搭載した4代目は三菱好きからすると「おいおいそりゃ三菱のAYCやACDのパクリだろ」って言いたくなった人も多いハズ。実際には違うもので、三菱が前後では50:50にこだわったに対しSH-AWDは30:70〜70:30となってるそう。なにより車格が違いすぎる。ラリーカーベースで1500kg未満の車と1800kgの車ではシステムの目的もそもそも違うしね。重い車を軽やかに走らせるという点でSH-AWDは当時としてはすごくよくできているシステムだなって感動したなぁ。今やブレーキ制御も含めて四輪を意のままにコントロールすることは当たり前だけど、この当時からするとABSがオプションか搭載されていてもそこまで緻密な制御をするものではなかったし、時代は確かに変わった、よい意味で。
アストンマーティンはDBSスーパーレッジェーラを展示。
うちに秘めたるV12エンジン萌え。
重いとかなんとか言われてもやっぱV12にはロマンがあるよね!
ひととおり見終わってあとは旧車を巡る。
いいものがたくさん見れて目の保養になりますた。
AUTOMOBILE COUNCIL (オートモビル カウンシル) ステッカー ホワイト
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