ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

90's was good

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先月辞めた元同僚と朝の3時まで飲み、始発まで家で飲み直すプレイ。

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さすがに翌朝は死んだ。22歳の元同僚は全然元気だった、うーん無理だな・・・ひと回り違う。昭和58年製で平成生まれに付き合うと衰えを感じる。今年で35年めだ、もう十分レトロ域なんじゃなかろうかとw

 

そんなことを考えながら日曜日はオートモビルカウンシルに行くことに。

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外環道が湾岸線まで抜けたので幕張メッセまではかなり近くなった。

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埼玉の家からだと40分くらいで着いちゃう。

 

途中サイドミラーに変わった車が映る。

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マセラティエンブレムがあるが車名がわからない。ただ、こんな車が千葉方面に走っているってことは目的地は多分同じなんじゃないかな?京葉JCTで別れたけど・・・

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やっぱりいた、駐車場に。。到着時間はそんなに変わらなかったみたい。

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シャマルって言うらしい。調べたらなかなかレアな車だった。いいサウンドを奏でていたしさすがマセラティって感じ。なんとなくデザインがZAGATOぽくて、ミラー越しに「ZAGATOのマセラティか?」と思ったのは秘密。

 

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入場料2千なんぼを払って会場へ。

 

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この手のイベントってあんまり来ることがない。ただ、今回は酔っ払った勢いもあってね。ほら、旧車と自分を重ね合わせる的な(よくわからない)

 

いきなり出迎えてくれる車がなかなか激しいやつ。

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ACマインズってなにwwww

ac-minds.com

公道を走れるレーシングカー的な位置づけなんだろうか。

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KTMのX-BOWを思い出すやつだけど、車的にはこちらのほうが過激だ。X-BOWより軽く、ハイパワーだ。こんなのどこで乗るねんて・・・。

 

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今回のお目当てはこちら。

 

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新型のアルピーヌA110。いま自分が一番欲しい車だったりする。既に初回の日本導入分は抽選も締め切り完売しているので買えないけれど・・・こんなものを買える人生でありたかったw

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斜め後ろからみたときのデザインが美しいクーペは買いだ、間違いない。馬鹿みたいに何百馬力もある車よりも、300馬力もない車のほうが魅力的だ。どうせどちらの馬力も扱えないし、電子制御に翻弄される。

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タイヤはミシュランが奢られる。リアは235/40ZR18。キャリパーの形がイカす!既存のブレンボをつけて終わりにしないところがフランス車って感じ。

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こいつが見られただけでも大満足。

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初代アルピーヌA110も最高。このクルマはなんていうか子供の頃から知っていた。別にラリーに興味があったわけではないけれど、あれだよ、あれ、タミヤのラジコンカーw

当時のシャシーがなんであったかは覚えていないけど、A110があったんだ。

 

そんなアルピーヌの真後ろには・・・

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MID4-2型

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クルマに興味がない人がみたらホンダのNSXとの違いがよくわからない。

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搭載されるエンジンも3000ccのベリーグッドエンジンだ。

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NSXは「FFが作れればMRも作れる」的な感じで横置きエンジンだったけど、こちらは「FRが作れればMRのAWDも作れる」的なノリで縦置きだ。結局発売はされなかったけど意欲的で実に面白い車でしたね。

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もしこれが発売していたらどうなっただろうなぁと思う今日このごろ。

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日産ブースでは2000GT-Rやf:id:kumawo0017:20180805105524j:plain

ダットサンの展示もあったね。

 

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トヨタブースへ。

 

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トヨタ7

 

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パプリカスポーツ(レプリカ)

 

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2000GTスピードトライアル(レプリカ)

 

三菱のブースはなかったけれど、三菱車があった。

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コルト・ギャランだった。ジウジアーロが関わったデザインとも言われるこの車は今見ても抜群に美しい。

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昔は日本車でもジウジアーロデザインがなかなか沢山あった。

 

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この車はなんだろう?

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日野が乗用車を出していたとは知らなかった。1967年で乗用車生産から撤退しているので83年生まれのぼくが知るわけもない。いすゞなどもそうだけど

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時代を感じる。

 

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スバルはAWDの歴史なんだろうか。

 

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グランドワゴン。

 

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初代フォレスター。

 

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現行フォレスター。だいぶ車格があがったように見える。

 

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イベントの趣旨的には最新のフォレスターなんかよりこっちだろうね。

 

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レオーネ4WD エステートバン。この時代に乗用車にAWDって考えがなかったところに富士重工がやってのけたのがこいつらしい。70年代から水平対向(しかもOHVだw)とAWDという組み合わせを続けてきた富士重工半端ない。

 

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エンジンルームがスッカスカで驚く。テンパータイヤにジャッキまで入っている。低重心の水平対向のメリットを考えれば絶対今じゃやれないよねwwwあと事故のときにタイヤがドライバーを殺しに来るんじゃないかと。。。

 

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マツダ。

 

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MSPアクセラだあああああ(´;ω;`)ブワッ

 

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MSPアテンザがAWDであるに対してアクセラは270馬力のFWD。2.3Lの直4ターボに6MTとなかなか過激なモデル。地味にこの時代のマツダ車は好きだった。デザインもヨーロピアンでよかった。免許取り立ての頃にほしかった車の一台がこれだったが、試乗したときに自分の当時の下手さ故かサーキットでコースアウトしたことだけを鮮明に覚えている。曲げ方をしらない子供には、曲がらない、止まらない車にしか思えなかった。今ならまた感じ方も違うだろうか?今の技術で制御系をしっかりしたら更に面白い車になりそうだ。12年前とはいえこのスペックの車が240万円で買えたってのも信じられない話だ。1馬力1万円だとお買い得みたいな話も聞いたことがあるけど、そういう意味ではバーゲンプライスだ。

 

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個人的にはランティスのほうが目を引いた。FTOに乗っていた人間からすればランティスは間違いなく見過ごすことができない1台。あの時代はこのサイズの車に2LのV型6気筒をぶちこむというよくわからないことをやってくれた、しかもFWD。

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Wikiによるとランティスは独特のデザインやブランド戦略の失敗で93年〜97年の間に役4.3万台の販売と不人気車種に数えられるスポーツカーだった。だけど待って欲しい、FTOは94年〜00年で3.8万台だwwwwwwwちょっと待って・・・FTOってランティスより売れてなかったの?だからレイアースではあんな目に?(多分違う)今では絶対に出せない車だけど、V6エンジンの気持ちよさは確かにあった。速さではタイプRに劣っても、「そうじゃない、そうじゃないんだ」という妙な官能がFTOにもあった。マフラー外してアクセル全開にしたときのサウンドとかまじしびれる。タイプRのB型エンジンが「本田宗一郎のオ●ニー」と我々の間では呼ばれたりしていたけど、じゃあFTOの6A12MIVECはなんだ、誰のオ●ニーなんだ?って話。とにかくランティスのエンジンルームを見てそんなことを思い出せた。

 

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アナログなランティスのあとは隣のホンダブースでレジェンドを眺める。SH-AWDを搭載した4代目は三菱好きからすると「おいおいそりゃ三菱のAYCやACDのパクリだろ」って言いたくなった人も多いハズ。実際には違うもので、三菱が前後では50:50にこだわったに対しSH-AWDは30:70〜70:30となってるそう。なにより車格が違いすぎる。ラリーカーベースで1500kg未満の車と1800kgの車ではシステムの目的もそもそも違うしね。重い車を軽やかに走らせるという点でSH-AWDは当時としてはすごくよくできているシステムだなって感動したなぁ。今やブレーキ制御も含めて四輪を意のままにコントロールすることは当たり前だけど、この当時からするとABSがオプションか搭載されていてもそこまで緻密な制御をするものではなかったし、時代は確かに変わった、よい意味で。

 

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アストンマーティンはDBSスーパーレッジェーラを展示。

 

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うちに秘めたるV12エンジン萌え。

 

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重いとかなんとか言われてもやっぱV12にはロマンがあるよね!

 

ひととおり見終わってあとは旧車を巡る。

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いいものがたくさん見れて目の保養になりますた。

 

AUTOMOBILE COUNCIL (オートモビル カウンシル) ステッカー ホワイト

AUTOMOBILE COUNCIL (オートモビル カウンシル) ステッカー ホワイト

 

 

 

55555。

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金沢で広坂ハイボールに出会って以来、毎日ハイボールが日課になっている。家飲みが多いけれど、ストックしていたデュワーズを飲み干してしまったので、次は何を買おうかってところで研究のために会社帰りに寄れる三田のウィスキーバーへ立ち寄った。

r.gnavi.co.jp

田町で働いていたこともあるくらいなのに、まったく知らなかった。

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税務署に行った同僚がたまたま見つけたのがここだった。世界5大ウィスキーを楽しめるというだけあって、次に買うやつを探すにはぴったりじゃなかろうかと。

デュワーズを選んだのは広坂ハイボールがこれで作られていると聞いたから。特段アルコールに強いわけでもない自分が家飲みで二杯も三杯もハイボールで行けちゃうあたり飲みやすくて好きだった。ジャパニーズもカナディアンもアメリカンも、とりあえずおすすめを一品ずつ飲んでみたけどどれも美味しくて正直決めきらない。スモーキーなやつが割と好きなんだけど何がいいんだろう。。。うーん、迷う。

 

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話は全く変わるけれど、交換して1000kmは走ったASSOのパッド・・・ホイールが全然汚れないんだ。純正だと洗車してもすぐに真っ黒になるのに、ホイールを指で触ってもうっすら黒い汚れがつくくらいで本当に全然汚れていない。そのかわりの制動力に不安を感じるところも若干はあれど、それは扱いやすさと捉えればいいので、まぁ仕様だと割り切ってる。

 

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そしてついに55555kmが出た。日付と時間をずらして、5速にして数字を揃える努力w55km/hを狙える場所ではなかったからそこは諦めた。二年弱でこの距離は自分の所有車の中では少ないほうだけれど、バイクをまったく乗らなくなったのでここ一年はクルマの走行距離が伸びる傾向にある。事故で乗れない期間もあったから、それを除くと既に6万kmは超えていたんだろうね。

www.fiat-auto.co.jp

最近わりと見かけるようになったけどまだまだレネゲードに比べるとその機会は少ない500Xだけど、個人的には買ってよかったクルマ。なんというか飽きない。2年乗っても特段飽きがこないクルマは初だったりする。乗りたいクルマは輸入車でいくつかあるにせよ(3008とかね)、あえて買い換えるほどとも思わない。多分500XにABARTHが出ればそのABARTHモデルに乗り換えるかもしれないけれど、また同じ500Xでもいいやと思える謎の魅力がある。飽きないって案外重要なことかもしれない。

ランエボのような尖ったクルマは確かに実用的だったけど、二年で飽きた。多分、人気がありすぎるクルマで、どこに行ってもエボだって・・・特に中学生くらいから見られるのがあまり得意ではなかった。マニアックなクルマが好きだし、誰からも評価されるような人気車種に乗りたくない願望があるので仕方ないんだけども、 そういう自分の変な性格にマッチするのも500Xだってことなんだろうなぁ。

 

意外に壊れないし、消耗品を交換していけば全然まだまだ走れる。

 

気を使わなくてもいいってのは最新のイタ車なんだろうか。最近の酷暑の都内の大渋滞でも壊れないんだから大したものだね。

 

というわけで次の5万kmもよろしくね☆

 

Summer Vacation@HOKURIKU

なんだか、疲れた・・・そう思ったら気持ちは故郷を目指していた。

 

金曜日23時、気がつくとぼくは車を魂の故郷である石川県目指し走らせていた。

 

石川は生まれ故郷ではない、大学4年間と社会人1年間の5年間を過ごした街だ。

 

自分の住んだ場所は新潟11年、群馬7年、石川5年、残りさいたま、ざっくり書けばそんな感じなので34年の歴史の中ではわずかな期間しか住んでいない場所。だけど、疲れると無性にそこに”帰りたくなる”・・・そう、帰るなのだ。

 

生まれた新潟よりも、石川は”帰る”という場所にふさわしい魂の故郷ですな。

 

そこを欲するというのは相当に疲れてるんだな自分と思う。

 

ついでに夏も満喫したかった・・・それにふさわしい場所もそこにはある。

 

そんな1泊2日の・・・北陸というよりは金沢メインの小旅行。

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Summer Madness

日本が暑い...

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もうね、体温超えた気温とかありえない。ここはエジプトかどっかかと思うくらいの暑さでそりゃ熱中症で死ぬわと思う。ここまで暑いとそもそも外を歩くというイベントを放棄したくなるけども仕事で炎天下を何kmも歩くことになる仕事だと涙も枯れてしまう。水がないとまじで死ぬ。

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車載の温度計は軽く40度を超えてくれる。外気は37℃近かった日だ。外に出た瞬間に熱風で息ができなくなるほどで本当にここは日本なのかと怪しくなる。日本だからこそこの暑さなのかもしれないけれども。人間にも厳しいが当然クルマにも厳しい暑さだ。日本車も到るところでボンネットオープンして止まっている。イタリア生まれの500Xが無事に走っていることはなかなか凄いことじゃなかろうか。

 

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ジムニーシエラの試乗に遭遇した。オバフェンが格好いい。

www.suzuki.co.jp

マジでジムニーがツボってる。シエラにターボがあればなお良かったが、エンジン自体がターボがないK15Bだからしゃなーないか。。。

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これを搭載している以上はターボは無理なんだろうね。まぁレネゲードもトレイルホークは自然吸気だし、オフロードにターボはいらないのかもしれない。高回転までぶん回すキャラでもないし低速で粘るほうがいいんだろう・・・軽自動車はターボ化しないとそもそものパワーもトルクもないしターボ化は必須だろけど。。

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「S」マークがなければミニジープって感じで悪くない、もとい最高。ワークスといい、最近のスズキは素敵な車を出してくれていい。その調子でバイクも次期型ハヤブサをだな・・・。。

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なんか渋滞しているなと思ったら・・・。

 

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側転しとるwwwwww

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見事に真横になっている。暑けりゃクルマも横転するってことですかね、暑さ多分あんま関係ないけれどあまりの暑さでイライラするなってことかもわかりませんな。

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久々にスカイツリーへ。三連休だったこともあってか人で大混雑。飲食店は軒並み並ばなきゃ入れない勢い。ものすごくお好み焼きが食べたかったのでスカイツリーの駐車場にクルマを置いて少し町を歩き外のお好み焼き屋へ行ってみる。

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お好み焼 なりまち
〒130-0002 東京都墨田区業平1-9-9 町田マンション1F
2,500円(平均)

r.gnavi.co.jp

スカイツリーからは5分くらい歩けばある。どう考えても30分は待たなきゃいけないツリー内でお好み焼きを食べるよりはいい。

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粉物が嫌いだからあまり食べないというお好み焼きともんじゃ、そもそも同僚の出身地である九州ではあまり食べないのだろうか?かくいうぼくももんじゃはあまり食べない。というより10年ぶりくらいだった。

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夏場はいつも調子を崩す。自律神経がおかしくなるのか何かを口にすると必ず下痢になるのでこのときも腹痛に苦しみながら帰宅した。まだ7月も中旬・・・この暑さいつまで続くんだろうかと嫌になるね(´;ω;`)ブワッ

 

Summer Madness feat. Afrojack

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FC

www.tv-tokyo.co.jp

珍しくガイアの夜明けを見たら外食産業だった。某宅配ピザチェーン店の人手不足が深刻で配達しないピザの新業態を取り上げていたけれどこの店長が悲哀に満ちていた。

 

・店長は母親と二人暮らしの51歳男性

・数年前からワンオペ

・ピザ作りから配達まで全部ひとり

・配達中は店に鍵をかけて営業を止める

 

宅配ピザ時代のスペックがこれって十分に詰んでいる。。ワンオペになるような人手不足は正直どこの業界も深刻だし、少子高齢化の時代になればますますそれは見過ごせない問題だ。なにより若い人はブラックと騒がれているような業界では働きたがらない。自分の職場もFC事業をやっており、別にそこまでメディアにブラックと叩かれるようなこともないけれど新卒を見ていると内定辞退者は「親からブラックだから辞めろと言われたので辞退する」とか言われ本部の総合職になるような社員ですら集まらない。バイトに関してもかなりしんどい応募・採用状況でジリ貧だ。ジリ貧になった結果は店をたたむしか無い。事実、ワンオペ寸前の1.5人運用とかの店もあったりして撤退に向けての議論は日夜繰り返される。他人事ではない。番組を見ていてそう思ったが、それにしたって今回の内容は胸糞すぎて自分の職場でも同じFC事業を行う業者として仕方ないと思う半面、でもどう考えても無理なんだから本部として別なアプローチをかけるべきであるという議論もなされ有意義な日中を過ごせた。

 

そもそも宅配ピザでワンオペは破綻している。店番と配達に出るスタッフ、どんなに最低でも二人体制じゃないと番組のように店を閉めて配達に行くとかいう状態になる。作ってから配達の往復も考えるとそれだけで一時間は拘束されるはずで、朝の11時から21時までの営業時間としても10時間のうちでどれだけ売上を出せるかという話もある。ピザ1枚3000円として休憩なし、ひっきりなしに注文をこなして一日どれだけ売り上げられるだろうか?1回に何枚も頼んでくれるような注文が入れば稼ぎはいいだろけど1枚とか頼まれた日には辛い。赤字になると言っていたが当然な気もするし、何よりこれで何年も運営できていたことがすごい。この手の商売は人が増えなきゃ売上の上限も決まってくる。人件費も掛かるが、当然その分注文をこなせれば売上もあがるという当然のロジックが成り立つがひとりではそもそも無理だし、店長が倒れた瞬間にすべてが終わる。

 

その過酷なえげつないワンオペを打破する為に本部が出したアイディアが5畳のプレハブで行う配達しないピザだった(滝汗)たしかに配達しなければ店閉めなくていいからワンオペも可能だよね♡・・・・ってワンオペの解決策になってねええええええwwwwwwwwwwwwwwww

 

店長がワンオペを回避できる世界線はどこにもないんか(´;ω;`)ブワッ

 

本部の考えもわかるんだ。飲食業の場合システム導入して徹底効率化の手法もありえるけれどそもそも一人しかいない店舗で極端な効率化は無理。人がそもそも集まらないという問題を即時解決することができないなら商品を店まで取りに来てもらうしかないっていうのは十分に理屈としてはわかる。人を増やすにはどうするか?働きたいと思う業態にすることが一番でそのためのわかりやすい薬は時給UPだ、たぶん2000円くらいまで引き上げればいいだろうけど番組に出ていた徳島県の最低賃金は740円だったし、そもそも若者の母数が少なければ時給をあげたところで・・・ということもありうる。なにより単価が低い以上はそこまで時給をあげられない。数十円UPするのだって「はいよ」でできる話じゃない。そうなったときにどうするかって、多分自分らが本部として考えたとしても似たような結果にはなったと思う。

 

ここで救済案を出さずに「撤退」もひとつの案としてはある。けれどFCの当たり前として本部の懐があまり傷まないことがあるように撤退する場合の原状回復費用などは基本オーナーが持つはずだ。

www.napolipizza.jp

オープンするだけで宅配の場合は概算で1500万円以上が必要になる。物件取得費用やバイク費用がそこにプラスされるからあくまでこの金額は最低必要になる金額のはず。これを現金で全額用意できる人はそうそういないだろうし融資と考えれば返済もあるからやめますも多分難しい。ワンオペオーナーをやらずにすむくらいの貯蓄があってボランティア精神で働いている可能性も無きにしもあらずだけどもね・・・むしろそうであって欲しい。ともかく簡単に撤退できない、けれども人は集まらないからワンオペは解消できない、本部から人を送るというのもそういう仕組ができていなければなかなか厳しい。スーパーバイザーが一瞬いるだけで状況が改善するわけでもない。何年も人が集まらない以上はTV番組に取り上げてもらって若者の同情票を得てバイトしてもらうとかのアイディアにつなげるための布石が今回のものだとすれば納得はできるけども。

 

本部としても撤退されてよいことはあまりない(そんなに腹も傷まないはずだけど)ので救済と称した実験店舗を組み合わせて魅力的な条件で運営してもらえればそれは願ったり叶ったりなのではないか。地方展開の問題点はどこの業界も人なんだろうし、都市部でのブランド力があるピザ屋であれば地方出店しても「東京で流行ってる」とか味がいいとかなら当然話題性でお客さんは来る見込みはあるけれど、人がいないんじゃ運営できない。なら地方ならではの車があるなら買いに来てもらえばいい理論で配達しないピザは十分になりたつはず。他のピザ屋だって持ち帰りならではのサービスはあるし、それだけ配達にかかる人的時間的コストは馬鹿にならないってことだろうしね。事実ぼくもずいぶんとピザは持ち帰りで買っているし、それを不便だと思ったことはない。そういう業態が成り立つかどうかを試すための仮店舗としてみればトイレもなにもなさそうなプレハブ店舗でやってもらう代わりに路面店の撤退費用は本部が負担するとかにすればやめることができないオーナーとしても飲まざるを得ない話だったのかもしれない。炎天下でプレハブとか地獄でしかないと思うから絶対に働きたくないけども。

 

救済案としては確かにそれしかない感も凄い。原状回復も撤退コストも不要で撤退させるのが果たして幸せだったのかはその世界線に行かない限りはわからない。だから番組で放送された内容が正義だと間違いなく本部は思ってる。

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公式サイトにも紹介された旨は記載されたし。けれどTLは炎上した。そりゃそうだろうなという感じもする。密かにやる分にはいいが、大々的に放送したら一般大衆の感情で言えば本部は悪魔かと思われる内容だった。初日の売上とかも出てきたけれど本部からの応援含めて4人で33万円・・・ひとりあたりは8万円弱という限界点が見えてくる。そもそもワンオペで延々と回し続けられるかという疑問もあるし、宅配と違い混雑時間は1枚最低6分は掛かるピザを延々焼き続ける苦行も来るので休めない。体力的に不安でしかない。とりあえず人を増やさない限り幸せな結末は見えないなぁ・・・まじでどうにかしてあげてほしい(´;ω;`)ブワッ

 

 

フランチャイズの世界はどこもこんなもんだろって身も蓋もない話で終わらせるのは簡単なんだけど、ちょっと救いなさすぎるな今回は。。。

 

人手不足問題は他人事ではないし、うちもどこかのタイミングでジリ貧になるのは目に見えている。人がいないとほんと店の運営自体ができないし、人手不足で廃業するオーナーもうちでも実際に例がある。うちの場合はオーナーで自社雇用できない場合は本部から人を一時的にアサインさせることはできるけど、それも永続的ではないし、そこまでやっても店が回せなくて結果として廃業を選ぶことになる。ワンオペ店舗も考えとしてはあるのだろうけど、それはしない方針なので結果だめになる。ワンオペでも回せる仕組みを提案して運用するのが幸せなのか、FCオープンして1年未満で人問題で廃業することが幸せなのか、それはよくわからない。最初はキラキラした顔で店を開いたオーナーが数カ月後には赤字経営に陥り死んだ顔になるのを見るのは忍びないねぇと思う。

 

人に頼る業態はこれからどんどん厳しくなりますね・・・。

 

希望を感じられない放送内容だったけど、いろいろと考えさせられるものだった。

 

劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ